最近の新しい家は屋根の上にテレビアンテナがないと思いませんか。
昔はどこの家もテレビ塔に向かって屋根の上にアンテナを上げていましたよね。
私は屋根が野暮ったくなるのでこれは避けたいと思っていました。
今はいいものがあって壁付けのテレビアンテナもあるんです。
もちろんお住まいの地域や周辺環境によって電波状況が異なりますので、ケースバイケースなんですが屋根の上からアンテナを外すことは可能です。
屋根に載せない地デジテレビアンテナについて簡単に説明します。
ちなみに私はアマチュア無線の免許を保有しており、電波関係は多少の知識があります。
壁付けの地デジテレビアンテナ
最近の新しいお宅ではこれが多いのではないでしょうか。
これは壁に取り付ける地デジテレビアンテナでメーカーや商品によって大きさも異なりますが、概ね縦60~70cm、横20~30cmの縦型の長方形の形をしています。
奥行きは10cmちょっとはあるのでそれなりの存在感はあります。
ただ、屋根の上にアンテナを取り付けるよりは随分スッキリしていますよ。
メーカーはマスプロやDXアンテナなどが取り扱っています。
価格も1万円しないものもあります。
最近建ったお宅で屋根の上にテレビアンテナがなければ、テレビ塔の方角に向かった壁の上部を見て下さい。
長方形のテレビアンテナが付いているかもしれませんよ。
屋根の小屋裏に地デジテレビアンテナを入れる
私が採用したのはこの方法です。
設計事務所との打合せで決めました。
この設計事務所ではこの方式をよく使うそうです。
小屋裏に入れる地デジテレビアンテナはよく屋根の上に載っている通常の八木式(魚の骨みたいなやつです)のアンテナです。
アナログ放送時代はこの魚の骨のようなUHF用のアンテナともう一回り大きなVHF用のアンテナがセットで屋根の上に載っていましたよね。
地デジ放送となった今では魚の骨のようなUHF用のアンテナだけでいいんです。
テレビ電波は障害物があるとうまく届かないんです。
小屋裏に地デジテレビアンテナを入れてしまうと家の壁自体が障害物になってしまいます。
ですから、通常テレビアンテナは障害物のない屋根の上に設置するんですね。
小屋裏に地デジテレビアンテナを入れる関係で、アンテナはかなり大きなものにしました。(長さは3m程度)
大きなアンテナほど電波をよく拾うんです。
なおかつ、電波を4部屋に分波しますのでブースターを入れました。
この方法ですと壁付けの地デジテレビアンテナと比べて壁がスッキリします。
冒頭にも書きましたが、テレビアンテナはお住まいの地域や周辺環境によって電波状況が異なりますのでこの方法が使えない場合もありますので、業者さんとよく相談して決めて下さい。
幸い私の場合はこの方法で受信状況もバッチリでした。
ちなみにBSアンテナは2階のバルコニーに設置しました。
BS放送の電波は衛星から発信されますので基本的に日本全国どこでも受信環境は同じです。