一戸建て木造注文住宅の大工工事

年も開け平成25年になりました。

年末までに基礎工事が終わり、年明けからいよいよ一戸建て木造注文住宅の大工工事です。

あと数カ月で我が家が完成すると思うと感慨もひとしおです。

 

 

土台敷き

土台敷きとは基礎の立ち上がりコンクリートの上に土台となる木材を設置していく作業です。

柱のような角材を立ち上がりコンクリートの上に設置していきます。

土台となる角材は前もって寸法通りにカットされ、切れ込みも入れられていました。

これが俗に言う、プレカットってやつですね。

結構たくさんの土台が敷かれました。

家全体を支えるわけですから、やはりこのくらいは必要なのでしょうね。

 

立ち上がりコンクリートの上に木の土台が敷かれました

 

床パネル設置

敷き終わった台の上に床パネルを敷いていきます。

ユニットバスが設置される浴室部分を除き、1階部分に床パネルが設置されました。

壁もない1階部分に突如床が出来上がりました。

なんだか歌舞伎の舞台のようで変な感じです。

 

床パネルが敷かれました

 

建て方

一戸建て木造注文住宅の大工工事のメインイベントもいえるのがこの建て方です。

1日で一気に上棟するんです。

平成25年1月11日、快晴の下我が家の建て方が行われました。

朝8時前から作業が始まりました。

我が家の大工工事は2人の大工さんが行うのですが、この日ばかりはたくさんの大工さんが行います。

柱や梁といった材木を持ち上げるクレーン車もスタンバイです。

建て方は次のような手順で行われます。

・すでに出来上がっている土台の上に柱を立てていきます。

・1階の柱を立て、胴差し(2階の床の高さで建物の周りをぐるりと巡る横架材)や梁で柱と柱をつなぎます。

・2階の柱を立て、桁(柱の上に棟木と平行方向に横に渡して建物の上からの荷重を支える部材)や梁で柱と柱をつなぎます。

・小屋梁に小屋束(棟木や母屋の下に立つ垂直材で屋根荷重を小屋梁に伝える部材)を立てて母屋を上げて行き、 一番高いところにある棟木を上げ上棟となり建て方完了です。

家内は朝から現場に行っていました。

私は仕事中でしたが昼前に抜け出し現場を見に行きました。

もう1階部分はほとんどできていて、私が到着した昼前には2階の材料をクレーンで引き上げ、大工さんたちが大きな木槌で設置しているところでした。

凄い、凄すぎる。

朝から始めて昼前にはもうこんなに形になっています。

眩しいばかりの青空の下、家が一気に出来上がっていく様子はあまりにも感動的でした。

ずっと見ていたい衝動に駆られましたがまだ仕事中、泣く泣く仕事場に戻ります。

作業は順調に進み夕方までには屋根の下地まで完成していました。

建て方は無事終了です。

大工の皆さんお疲れ様でした。

その3日後、無事上棟式を終えることができました。(上棟式については「棟上げ後の上棟式」のページをご覧ください)

 

1階部分の柱を立てていきます

 

梁で柱を繋いでいきます

 

2階部分の柱を立てていきます

 

2階部分の柱を梁で繋いでいきます

 

屋根部分が出来上がってきました

 

わずか1日で建て方終了です お疲れ様でした

 

防蟻工事

大工工事ではありませんが、建て方の後防蟻処理が行われました。

 

間柱(まばしら)工事

間柱とは柱と柱の間(柱間)に入れる垂直材で壁を構成する部材となるものです。

建て方で柱は建ちましたが、壁を作るには柱と柱の間に補助となる柱が必要になります。

通常の柱より小さな柱が壁となる部分に設置されました。

 

筋かい工事

筋かいとは柱と梁によって組まれた長方形や台形の構面に対角線状に入れる材のことです。

わかりやすく言えば、柱と柱の間に斜めの補強をするようなイメージです。

これにより家の強度がグンと向上します。

 

対角線状に入れられた筋かいです

 

金物取付工事

柱や筋かいに構造金物という金物を設置し強度を増す工事です。

けっこうあちこちたくさん取り付けられています。

壁ができればその中に隠れてしまうものですが、見えないところで家を守ってくれるんですね。

 

こんな感じで金物が取り付けられます

 

サッシ工事

サッシ工事はサッシ枠を取り付ける下地部分の工事とサッシ枠を取り付ける工事になります。

サッシ枠工事が終わればサッシ窓ははめ込むだけの作業になります。

 

サッシ枠が取り付けられます

 

バルコニー下地工事

バルコニーの床面の下地を作る作業です。

下地の上に防水処理を施したり、塗膜を塗布する作業は塗装屋さんが行います。

 

構造検査

ここまで工事が進んだところで構造検査というものが行われました。

基礎工事で配筋検査にやってきた日本住宅保証検査機構(JIO)というところが再びやって来ました。

構造検査とは上棟が終了した後に行う検査です。

検査する内容は耐震金具、プレートが適切な部位に正確に取り付けられているか、ボルト・ナットのゆるみはないか、釘打ちの間隔、指定の釘・ネジを使用しているか、土台・柱の防蟻剤の塗布に誤りはないか等を確認します。

もちろん無事合格です。

しかし何回も検査があるなんて家づくりって本当に大変なんですね。

でも施主からすれば安心です。

 

構造検査の模様です

 

窓枠取付工事

サッシ工事でサッシはすでに取り付けてありましたので、サッシ窓のまわりの窓枠を取り付けます。

リビングは白が基調ですのでリビングの窓枠はすべて白の窓枠に統一です。

それ以外の窓枠はドアと同じウォールナット調の窓枠に仕上げてもらいました。

 

天井下地、天井ボード貼り付け工事

1階、2階の天井を造る工事です。

作業は天井ボードを張り付けるための木製の下地を作成し、それに天井ボードを貼り付けます。

天井ボードは薄茶色のボードでダンボールの色に近いイメージです。

1階の天井にはロックウールの断熱材が敷き詰められています。

家全体はアイシネンで断熱してありますが、こんなところにまで断熱材が入れられるとは思いませんでした。

 

2階天井の下地です その上にはアイシネンが見えています

 

1階天井下地です ここにもロックウールの断熱材が敷きこまれます

 

天井下地に天井ボードが取り付けられます

 

床貼り工事

1階、2階のフローリングを張り付ける工事です。

フローリングは桜の床材で統一しました。

劇的ビフォーアフターでもよく見る光景ですが、電動釘打ち機みたいな機械で手際よく作業を進められました。

フローリングの床ができると随分雰囲気が変わります。

 

階段設置工事

我が家の階段はストリップ階段という階段です。

ストリップ階段とは蹴込み板が無く骨組みがむき出しになった階段です。

それに加えて階段が直線ではありません。

段差を緩やかにするために15段のL字型になっています。

実際昇り降りのしやすい階段です。(一般的には13段、14段の階段が多いそうです)

 

こんな感じのストリップ階段です

 

軒天工事

軒天とは屋根の外壁から外側に出ている部分(軒裏部)の天井のことで「軒裏天井」ともいいます。

軒天にボードを張り付けていく工事です。

 

内部壁下地、壁ボード貼り工事

部屋の壁を造る工事です。

作業は壁ボードを張り付けるための木製の下地を作成し、それに壁ボードを貼り付けます。

壁ボードは天井ボードと同じダンボールのような色のボードです。

 

壁ボードが貼られました

 

ユニットドア枠取付工事

ユニットドアはウッドワンの製品を使用します。

そのユニットドアを取り付けるための枠を取り付ける工事です。

ユニットドアはすべてウォールナット調で統一していますので、枠も同じウォールナット調です。

 

ウォークインクローゼットのドア枠です

 

造作工事

納戸や押入れの棚、飾り棚といった大工さんが手作業で行う造作の工事です。

下駄箱も大工さんで作成可能でしたが、統一感を出すために下駄箱はウッドワンのウォールナット調の下駄箱にしました。

大工さんの造作で秀逸だったのがリビングから和室に入るドアです。

それ以外のドアはウッドワンのユニットドアですがこのドアだけが大工さんの手作りです。

リビング側はリビングに合わせてウォールナット調になっているのですが、和室側は和室に合わせて和の様式になっているのです。

つまり1枚のドアが片面は洋風、片面は和風に仕上げてあるのです。

素晴らしいアイデアに脱帽です。

 

幅木取付工事

幅木とは壁と床の取り合い部に設ける部材で壁の保護と取り合い部の隙間ふさぎや見切材の役目をするものです。

たしかに壁の下側で床に接する部分は板が張り付けてありますよね。

その板の上によくホコリがたまるのでたまに掃除機をかけないといけない部分です。

我が家の幅木はドアに合わせてウォールナット調の幅木です。

 

流し台廻り壁、カウンター下地工事

流し台を取り囲む壁と流し台の前に設置する対面式カウンターを設置するための下地工事です。

我が家のキッチンは対面式で壁とつながるペニンシュラキッチンです。(壁から離れて独立しているキッチンをアイランドキッチンといいます)

 

ユニットドア取付工事

先立って設置したユニットドア枠にユニットドアを取り付ける工事です。

 

キッチンカウンター、玄関飾り棚取付工事

造作工事で大工さんに作成してもらったキッチンカウンターと玄関の飾り棚が所定の位置に設置されます。

その後塗装屋さんが塗装をすることになります。

 

玄関ホール廻り仕上げ工事

家の顔である玄関ホール廻りを仕上げていきます。

上がり框(かまち)などの作成です。

 

仕上げ工事

細部のチェックやその他の残工事です。

 

以上で一戸建て木造注文住宅の大工工事は終了です。

N棟梁、T大工のご両名、3カ月近く大変お世話になりました。

朝早くから夕方遅くまでの作業、本当にご苦労様でした。

期間中はしょっちゅう顔を合わせていたのでなんだか名残惜しいです。

縁あって我が家の建築をお願いしたお二人には感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

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