庭の地面のコケが増殖してきました。
家を建てたばかりの頃は、白く粒の大きい砂をビッシリ敷き詰めていましたのでコケはおろか雑草もあまり生えませんでした。
しかし、庭に大きな木を植えるために、庭に結構大きな穴を掘ったんです。
直径と深さ共に1メートルくらいの穴を掘りました。
その穴掘りの過程で、庭の砂が大量になくなり、掘った穴の土が大量に地面にばら撒かれた感じです。
ま、元はと言えば私自身がやったことなんですが・・・
庭に敷いていた砂が少なくなると、雑草が結構生え出しました。
雑草は暇を見ては抜いていたんですが、追い打ちをかけるように今度は地面にコケが生えてきたんです。
いずれまた庭には白砂を敷き詰めるつもりでいたんですが、その前にコケを退治しなければと考えました。
コケは木を植えた根本あたりから生え始め、だんだんその範囲を広げているんです。
こんな感じで植えた木の根元からコケが生え始めました
そして庭中にコケが広がっていきました
上記の写真でもわかるように、木を植える前、庭には白い砂を敷き詰めていました。
しかし、木を植えるための穴を掘ったことにより砂がなくなり、土が表面に出てしまっている状況です。
コケははぎ取ってもいいんでしょうが、こけ類は菌というイメージがあり、根本的に退治して再度砂を敷き詰めようと考えたわけです。
庭のコケ退治を始める
早速対策をインターネットで調べました。
いろんな方法が出ていました。
良く紹介されていた代表的な方法、次のようなものです。
・コケに薄めた酢を霧吹きする
・コケに熱湯をかける
・コケに塩を振りかける
・コケに化学肥料をまく
・コケに石灰をまく
その中で最も簡単な方法は熱湯をかけるやつですが、木の根元にビッシリ生えたコケに熱湯をかけると、木の根が傷んでしまいそうなので今回は見送りました。
石灰もかなり効果的のようですが、土壌がアルカリ性に変わるとのことなので、こちらも木への影響を考え今回は見送ることにしました。
塩と化学肥料も同様、木への影響がわからないので見送りです。
というわけで、最終的に残った薄めた酢を霧吹きするという方法を試してみることにしました。
酢も土壌に影響がありそうですが、薄めて霧吹きする程度なら大丈夫だろうと考えたわけです。
酢(木酢液)でコケ退治を試してみる
酢を霧吹きするという方法に絞り込み、さらに調べてみました。
酢は食用酢でも構わないという意見もありましたが、木酢液というものを使ったという意見がたくさん出ていましたので、木酢液を使うことにしました。
木酢液(もくさくえき)とは、木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄分のことで、代表的な例としては炭焼き時に副産物として木酢液が製造されるそうです。
名前に酢の字が入っているので、酢の仲間なんでしょう。
ホームセンターに置いてあるとのことだったので、早速近所のホームセンターに向かいました。
木酢液はホームセンターのガーデニングコーナー置いてあり、1リットル200円程度と値段も手ごろです。
木酢液は樹木の害虫駆除などに使われているみたいで、だからガーデニングコーナーに置いてあったんですね。
早速1リットルのペットボトル入りの木酢液を購入し試してみました。
インターネットでは木酢液を5倍に希釈して使用しているケースが多かったので、私も5倍にして使うことにしました。
ペットボトルに入った木酢液は赤っぽい色をしており、ペットボトルのフタを開けるなり結構強烈な臭いがしました。
焦げ臭いような臭いで、決していい匂いではありません。
しかし、それだけ効きそうだと内心思いながら5外希釈の木酢液を作りました。
作り方は簡単で、500mlのペットボトルに100mlの木酢液を入れ、水を400ml入れて完成です。
あらかじめ100円ショップでペットボトル用の霧吹きを買っておきましたので、その霧吹きをペットボトルに装着すれば完成です。
コケはコロニーと呼ばれる集合体を形成しており、コロニー内に水分を閉じ込めて乾燥から身を守ったり、コケ同士体を支えあったりする機能を持っているそうです。
こんな感じで独立のコロニーを形成しています
早速コケのコロニー目がけてシュッとたっぷり目に木酢液を噴霧していきました。
500mlの木酢液でも充分噴霧することが出来ましたが、念を入れてもう500mlの木酢液を作り、計1リットルの木酢液をコケに噴霧しました。
インターネット情報によれば、早ければ翌日にはコケが赤く枯れてくるとのこと。
翌日を楽しみに、その日の作業は終了です。
その後木酢液の付いた手を石鹸で洗いましたが、なかなか臭いは取れませんでした。
第1回目は失敗、木酢液の濃度を上げて再挑戦
翌日、楽しみにコケを見に行くとあまり変化はありません。
もう少し時間がかかるかなと思い、その翌日も見てみましたが大きな変化はありませんでした。
そうして1週間が経ち、とうとう大きな変化はなく第1回目の作戦は失敗したことを悟りました。
今度は木酢液の濃度を上げて、再挑戦してみました。
最初は500mlのペットボトルに100mlの木酢液を入れ、水を400ml入れる5倍希釈の液でしたが、今回は200mlの木酢液を入れ、水を300mlと前回の2倍の濃さにしてみたんです。
もちろん、前回同様ペットボトル2本分の木酢液を噴霧しました。
結果は前回同様大した効果はありませんでした。
多少枯れたようなところもありましたが、正直大した効果はありませんでした。
木酢液作戦は私の手が臭くなっただけで結局失敗でした。
我が家の庭のコケは酢に対する体制が強いのでしょうか。
しかし、まだまだ方法はありますので別の手で再挑戦してみます。
その様子は後日ご報告します。
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