ショールームでシステムキッチンを見てまわるなかでユニットバスも一緒に見ていましたので、ほぼイメージは掴んでいました。
私はお風呂大好き人間でバスタブの広いゆったりした風呂にしようと心に決めていました。
家内とはLIXILかTOTOがいいねという話をしており、あとはどちらにするかです。
私は個人的にTOTOの「ほっカラリ床」というのがとても気に入っていたのでTOTO押しでした。
家内はLIXILのバスタブに腰掛けがついているのが気に入っていたようです。(ラウンド浴槽と言うそうです)
ラウンド浴槽は腰掛けの分お湯の量も少なくて済むのです。
TOTOにも同じタイプのラウンド浴槽があり、ほっカラリ床が気に入っている分私がTOTOに誘導した感じでした。
なんといってもTOTOの「ほっカラリ床」は足触りがソフトで冷たくないんです。
素足で「ほっカラリ床」に乗ってみてあまりの足触りの良さに感動したくらいですから。
ですからユニットバスはTOTOに決めましたが、その組み合わせがまたひと悶着です。
まずはバスタブ。
家内は節水型の腰掛け付きのラウンド浴槽がいいと言います。
私も特に問題なかったんですが、試しにバスタブに入ってみると結構狭いんです。
お風呂大好き人間の私にとって、ゆっくり湯船に入るのが何よりの希望。
ちょっと違和感を覚えます。
色々なタイプのバスタブがありましたが試して気に入ったのがゆりがご浴槽と銘打ったクレイドル浴槽というタイプのバスタブでした。
ゆりがご浴槽と言うだけあってゆったり湯船に浸かれます。
ラウンド浴槽対クレイドル浴槽で決着はつきませんでした。
また、浴槽を断熱効果の高い「魔法びん浴槽」のオプションを付けるかでも意見が分かれます。
メーカーはTOTOに決定しましたが、ユニットバスの組み合わせが決まりません。
しかし、それはある出来事であっさり決まりました。
後日、家を新築したばかりの後輩S君の家に招待されました。
私たち夫婦も建築前だったので興味津々、家をあちこち見せてもらいました。
失礼ながらバスルームも拝見です。
浴槽は何と家内の希望するラウンド浴槽でした。
そこで後輩が一言、「バスタブが狭いんですよねー、これだけは失敗しちゃったかなー」
別に打合せもしてなかったんですが、思わぬ一言で私が希望するクレイドル浴槽になりました。
なんて先輩思いの後輩なんでしょう、ありがとうS君。
浴槽は後輩宅訪問がきっかけとなりクレイドル浴槽に決定です。
あとは「魔法びん浴槽」のオプションを付けるかどうか。
オプション料は大した金額でもなかったので、浴槽の色や浴室壁の色を家内の好きにするという条件で「魔法びん浴槽」も決定です。
鏡も選べましたが、あえて鏡はつけませんでした。
というのも、これまで住んだ社宅の浴室には鏡が付いていましたが、どこも白くくすんで汚れが取れないのです。
ですから鏡が汚なくなるのは嫌でしたので鏡は外しました。
シャワーは節水型のエアインシャワーです。
シャワーを取り付ける縦長のパイプは足の悪い義父を考慮しオプションで手すり兼用の強いタイプにし、バスタブの横にもオプションで手すりを付けました。
これでユニットバスは決定です。
TOTOのサザナという商品になりました。
あとはバスタブの色や浴室壁の色ですが、こちらは家内にまかせました。
家内がその後TOTOのショールームに足しげく通ったことは言うまでもありません。
余談ですが義理の弟家族が我が家に泊まりに来た時の話です。
義理の弟が入浴後興奮気味に「お義兄さん、ここのお風呂の床すごいですね。俺感動しましたよ」と言いました。
私は慣れて何とも思わなくなっていましたが、初めての人には「ほっカラリ床」感動ものなんですね。
私も初めてショールームで「ほっカラリ床」に感動したことを思い出しました。
「ほっカラリ床」、これは優れものだと思います。
ほっカラリ床のシステムバスです