先日、築後3年目の定期点検がありました。
本来であれば4月に行われる予定だったのですが、4月は熊本地震があったことから9月に延びてしまったんです。
震災直後、一度家の様子を確認しに来られました。
その時に、我が家よりも大変なお宅がたくさんあるでしょうから、そちらを優先して下さいと伝えていました。
ですから、今回が正式な定期点検です。
早いもので熊本地震が発生してから5か月以上が過ぎました。
本当に悪い夢を見ていたんではないかと、今でも思ってしまいます。
しかし、周りを見ると、今でも屋根の上にブルーシートが乗っているお宅がたくさんあり、解体された家も多くあちこちが更地になっています。
悲しいことですが、これが現実なんです。
熊本地震に被災して初めての家の点検です。
私も担当の方と一緒に家の中、外を丹念に見て回りました。
家の中は壁のクロスが何か所も裂けたりしています。
ウォークインクローゼットの扉も地震の影響で歪んでいました。
リビングの大きなサッシ窓もずれが生じていました。
その場で調整できるものは調整してもらい、その他修復が必要な個所は来年修復してもらうことにしました。
とういのも、熊本では震災後の家の修復で職人さんが全く足りないんです。
屋根に修復は1年待ちのようですし、我が家のように生活に支障がない家はまだいい方なんです。
ですから、緊急性を要するお宅を優先してもらって、我が家は職人さんの手が空いた時で構わないと伝えました。
熊本はまだ連日余震が続いています。
先日は久しぶりに震度5の余震に見舞われました。
我が家の修復は地震が落ち着き、ご近所の屋根からブルーシートがなくなった後で、ゆっくり取り掛かってもらおうと考えています。