家は住んでみると多かれ少なかれなにがしかの問題が発生します。
これは構造上仕方のないことで、設計事務所からもしばらくするとこういう問題が発生しますとの話は聞いていました。
たとえば壁紙は時間が経てば部屋の角の部分が伸縮で割れますし、新築で木材が安定するまではドアの建て付けが若干ずれたりするということは事前に聞いていました。
それ以外でも思わぬ不具合も発生します。
我が家の場合はバルコニーの塗装にヒビが入ったり、上下に上げ下げするサッシ窓のワイヤーが緩く窓が下がってくるといったことがありました。
私が建築を依頼した設計事務所は20年間にわたり定期点検が実施されます。
定期点検の時期は次の通りです。
3か月目、6か月目、1年目、2年目、3年目、5年目、7年目、10年目、12年目、15年目、17年目、20年目の計12回です。
たいていの建築業者も定期点検は実施されていると思います。
我が家は既に2年目の点検まで終わり、不具合はすべて無料で対応して頂きました。
定期点検以外でも連絡をすれば即対応してくれますし、わからないことを電話しても親切丁寧に対応してくれます。
先日大型台風に見舞われた際も前日に注意喚起の電話を頂きました。
私が建築を依頼した設計事務所は、家ができてからがお客様との本当のお付き合いが始まるということをモットーにされていて、それを実践されています。
このアフターサービスは施主からすればとても安心感があります。
家ができるまでは出来上がる家のことしか頭にありません。
しかし、家が出来上がった後もいろんなことが起こるんです。
設計事務所の社長が常々、家ができてからがお客様との本当のお付き合いが始まるとおっしゃっていた意味がよくわかります。
このホームページを通じて、私は家づくりで最も大切なことは家を建てるハウスメーカー、工務店の選定であると繰り返し述べてきました。
そのことがアフターサービスにも言えるのではないでしょうか。
アフターサービスがしっかりしているハウスメーカー、工務店は家づくりもきちんとされるはずです。
そのことが私が家づくりを通じて学び、感じた一番のポイントです。
信頼できるパートナーを見つけることが家づくり成功の秘訣だと思います。