屋根の種類、構造、色

外観は家内のお好みで洋風仕立てになっていましたので、屋根の種類は最もシンプルな切妻(きりつま)屋根にしました。

切妻屋根とは子供がよくお絵かきで家を描くような四角い建物の上に三角の屋根がついたものがありますが、まさしくそれが切妻屋根です。

屋根の構造は陶製の瓦葺ではなく、スレートのコロニアルグラッサ葺の屋根が提案されていました。

コロニアルグラッサとはケイミューと言う会社の商品で、セメント基材とパルプ繊維でできている薄型の屋根瓦です。

一般的な陶器平板瓦の約1/2の軽量さで、色のバリュエーションが豊富です。

屋根瓦自体は提案の通りでOKです。

問題は屋根の色でした。

ここは家内の本領発揮です。

私は断熱材などの機能面にはこだわりますが、外観にそこまでこだわりはありませんでした。

なぜなら屋根は葺き替えができるし、外壁も塗り直せば色が変えられるからです。

しかし、家内は違います。

外観にはこだわっていました。

ですから屋根の色を決めるのも大変でした。

家内はインターネットで膨大な数の家の写真を見ていたようで、家の外壁は白、屋根の色はワインレッド若しくはグリーンをイメージしていたようです。

打合せで屋根のパンフレットを見せてもらいました。

ワインレッド系、グリーン系でも微妙に色の異なる商品が複数あります。

パンフレットではイメージが湧かないと家内は言います。

そこで屋根の色は一旦保留し、そこから屋根探しの旅が始まります。

家内はそもそもワインレッド若しくはグリーンの屋根で良かったのか根本的な疑問を持ったようで、実際に建っている家を見たいと言い出す始末。

そこで、最近急速に発展している新興住宅地に実際の家を見に行くことにしました。

そこは新築された家が大半でたくさんの家があります。

端から順番にまわってみます。

家の外壁の色も白やクリームといった暖色系から茶色や黒のダーク系まで様々です。

外壁の色と屋根の色の組み合わせを見て行きました。

その中で良さそうなものがあればデジタルカメラで撮影です。

私はほとんど家内の助手状態です。

たくさんの家を見たことで、家内は当初のイメージ通り外壁は白、屋根の色はグリーンがいいとの結論に至ったようです。

さあ、色はグリーン系に絞られました。

ではグリーン系のどの色にするかです。

家内はさらにグリーン系の屋根のお宅を見たいと言います。

今度は設計事務所に依頼して、これまで施工したグリーン系の屋根のお宅の場所を教えてもらいそこを訪ねました。

実際施工したお宅ですので、気に入った屋根のお宅があれば設計事務所はピンポイントで色が特定できます。

しかし、最初にまわった新興住宅地は面でまわれましたが、今度は点でまわることになります。

対象のお宅の地図を頂いて1日かけてあちこち見てまわりました。

すべてグリーン系の屋根のお宅ですが、それぞれ微妙に色が違います。

勝手ながらすべてのお宅の写真も撮らせて頂きました。

そして出た結論はその中の1軒、深いグリーンの屋根のお宅でした。

これでやっと屋根が決定です。

家内の執念恐るべし。

そこまで見た目に拘るとは・・・

ちなみに私はイケメンではありません。

 

こんな感じの屋根です

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